足湯してください、ってしょっちゅう言っています。みなさんにおすすめしています。
なにしろ簡単ですし、安いですし、気持ちいいですし、効きます。誰にでも効果あり。(いや、ほとんど誰にでも、と言うべきでしょうね。足を温めすぎるとまずい状態の人がいるかもしれませんので、既往症のある方はお医者様にご相談の上でどうぞ。)
必要な道具は足を入れる容器だけ。楽に両足が入れられて、足首から5センチくらい上あたりまで水を張っても大丈夫な深さのある桶かバケツを探してください。
ということは、です。この浮世絵にあるような伝統的な木桶では浅すぎるということです。東海道五十三次、御油の宿。絵の右端にいる男性は一日中歩いたあと、いまやっと宿屋さんに入ったところです。履き物をぬいで足を洗って。きっと桶の中に入っているのは暖かいお湯です。あーきもちよさそう。
絵の真ん中あたりでは、女中さんが旅人をかなり強引に呼び込んでいます。昔は予約システムとか旅行雑誌に広告出すとかあるわけないですから、こういう方法で営業促進をするしかなかったわけですね。
21世紀の私たちの足湯は、リラクゼーションと健康促進の効果を最大にするために、正しい大きさと深さの桶を入手することからはじめます。
たとえばこういう桶です。
これはイケア。横58センチ、縦38センチ、深さ28センチ。お値段が素敵です。$4.99。
http://www.ikea.com/us/en/catalog/products/20254232/
(アフィリエートとかやってません。これらはただの例です。リンク先からお買い上げくださっても私にはメリットありません。)
このバケツもいいですよ。タブトラグスのMサイズ。うちにSがあるのですけど、それではほんのちょびっと小さすぎるので、Mを推奨します。直径15.5インチということは40センチ弱。深さが約30センチ。
http://us.tubtrugs.com/collections/original/products/medium
足湯に凝るなら、お湯の温度や時間、お湯に何か入れてみる、などなど色々工夫することがあるのですが、それはまた別の機会に考えることにして、ともかくお湯に足浸けると気持ちいいから、という理由でやってみてください。今すぐ。
足のツボに関しては、次のエントリをご覧下さい。